無理しないハースストーン

無理せずハースストーンをやったらどこまで行けるのかやってみる。

デッキ紹介:改宗プリースト

さあガジェッツァンだ!

と、意気込んでみたはいいものの「そんなに食指が動くデッキがないなあ」とお嘆きの貴方へ贈るこの珍デッキ。

 

【改宗プリースト】

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その名も【改宗プリースト】だ。

デッキコンセプトは簡単。相手が嫌がることをし続けて勝つ、である。

これまでも「アンドウィンの方が盗賊に相応しい」「ていうか埋葬マジむかつく」などと、対戦相手にヘイトを抱かせるのに十分な活躍をしてきたプリースト。

今回【仁義なきガジェッツァン】で【狂気ポーション】【縮小ポーション】を手に入れたことにより、その嫌がらせ戦法に十分なカードは揃ったと言えよう。

 

1.キーカード

このデッキのキーは、相手のミニオンを奪うカードである。

【狂気ポーション】と【影の狂気】は、そのターンのみ相手のミニオンを奪うことができるため、奪ってから相討ちを狙う。【カバルの影の僧侶】と【精神支配】は、問答無用で奪えるので相手のキーカードに使えるといいだろう。

【埋葬】もこれまで通り使っていい。ここぞと言うときに相手のとっておきミニオンを奪って、やる気を削ぐのだ。

これらの相手ミニオンを奪う動きこそ、【改宗】の名前の所以である。

 

2.除去カード

奪うだけでなく、デッキには普通の除去も入っている。

【密言・痛】【密言・死】はこれまで通り、嫌なミニオンに使おう。

【密言・恐】はアグロにめっちゃ刺さるし、後述のカードと組み合わせることで全体除去としても使える優れものだ。

 

3.補助カード

上記のカードの中には、ミニオンの攻撃力が条件に当てはまらないと、発動しないものがいくつかある。そんな時に使うのが【縮小ポーション】だ。

こいつはすごいぞ。敵のミニオン全ての攻撃力を-3するのだ。こいつを効果的な場面で使うことで、とんでもないアドバンテージを得ることができる。

例えば相手のミニオン全てが攻撃力5以下の場合、【縮小ポーション】⇒【密言・恐】で一掃できる。また【カバルの影の僧侶】や【影の狂気】の射程に入れて、こちらの物にできる。

ある程度、相手のミニオンが溜まったタイミングで、相手のシナリオをぶち壊すような動きをしていこう(ひどい)。

 

また、地味ではあるが【イカレた錬金術師】も補助的に使うことができる。例えば対ウォーロック戦でこんな配置の時。

 

【インプギャングのボス 2/4】【炎のインプ 3/2】

 

【インプギャングのボス】に対して【狂気ポーション】を使用してこのターンのみ操作権を得る。その後【インプギャングのボス】に【イカレた錬金術師】の効果を使って4/2にする。と、こうなる。

 

  【炎のインプ 3/2】

【インプギャングのボス 4/2】

 

ここから【インプギャングのボス】で【炎のインプ】を殴ると、こちらの場に【インプ 1/1】が発生して、相手のミニオンを一掃しつつアドバンテージを得ることができる。

 

4.プラスアルファカード

相手のミニオンを奪った後、さらにそれをプラスにするカードである。

【影の狂気】などで奪ったカードを相討ちなどの手段でこちら側の場で破壊すると、【復活】【オニキスのビショップ】の効果でこちらの場に復活させることができる。断末魔を持ったカードなんかでこれをやると、相手のカードなのにこちらが2回も断末魔の恩恵を受けることになるので、相手に与える心理的ダメージは非常に大きい。

 

【マダム・ゴヤ】も同様に、【狂気ポーション】などで一時的にこちらの場にあるミニオンに使用する。そうすると、なんとそのミニオンがこちらのデッキに入ったうえで、さらにデッキからミニオンを出せるのだ。つまり相手のミニオンを一体減らした上で、こちらは二体出せることになる。

これ超強い。他の人が使ってるの見たことないけど、さすがレジェンド。元々こちらのデッキに入っているミニオンは少ないので、【マルシェザール公爵】が仕込んだレジェンドの確率も高くなっている。期待しよう。

(ちなみに筆者は一度、この動きでデッキから【ヤシャラージュ】が出てきた)

 

5.カード入替え

上のリストは、アグロデッキが幅を利かせている環境に合わせて作られたものだ。このデッキはミニオン8枚呪文22枚という極端な構成と、『相手のミニオンを奪う』というコンセプトのため、序盤に攻勢をかけられると弱い。【ガジェッツァン】リリース後の『海賊ウォリアー』とかアグレッシブなシャーマンとか、序盤のスピードが速いデッキにはどうしても不利になってしまう。

そこで【真言・栄光】を敵ミニオンに貼り付けて序盤を凌ぐ作戦だ。序盤さえ乗り切れば、速いデッキに対しては【密言・恐】とかで何とでもなる。序盤にライフを削られないようにすれば、相手は息切れして勝機が見えてくるはずだ。

逆に、それほど速くない環境では【真言・栄光】を【マインドゲームス】に入れ替えよう。環境が遅いということは、相手のデッキに入っているミニオンのコストが上がっているはずなので、4マナ支払って得る対価が大きくなるからだ。 

 

6.マリガン

ここまで読んだらわかると思うが、こちらのデッキにミニオンがほぼ入っていない上に、その大半は『相手ミニオンがいて効果を発揮する』ものだ。当然ミニオンはキープしない。

ミニオンがいてこそ効果を発揮する【真言・盾】や、少なくとも一体は破壊しないと意味がない【復活】【オニキスのビショップ】もいらない。

ということは、初手で必要なのは【真言・栄光】【狂気ポーション】【密言・痛】あたりだ。これらのローコスト呪文を駆使して、序盤を乗り切ろう。具体的には、うまく相討ちを狙うなどして4~5マナ目までを最低限のダメージで凌ぐのだ。

4マナあれば【密言・恐】で低攻撃力のミニオンを一掃できる。5マナあれば【縮小ポーション】を使ってから【密言・恐】で、さらに強力な全体除去になる。相手のミニオンを減らして場を取り戻すことができれば、後は【復活】などでどんどんアドバンテージは増すばかりである。

 

あとは、速そうなヒーローだったら【真言・栄光】はキープしたいし、逆に遅そうなヒーローだったら【密言・死】を取っておいてもいいだろう。

ここで気を付けたいのは、候補となるデッキが複数あるヒーローが相手の場合は『速いデッキ』の方を想像してマリガンすることだ。例えばシャーマンとマッチアップしたら、ミッドレンジではなくアグロシャーマンだと思ってマリガンをする。

なぜかと言うと、このデッキは遅いデッキへの対応力は十分あるので、もし相手が遅かったとしても挽回できるからだ。逆にもし相手が速いデッキだった場合は、マリガンでミスしてしまうと取り返しがつかない。挽回する前にライフを削られて負けてしまう可能性が高いだろう。

つまり、シャーマンやウォーロック、ウォリアーと言った『速いデッキも遅いデッキも強い』ヒーローに関しては、常に速いデッキだと思ってマリガンすべし。ということだ。

 

あとは「序盤に出されると不利になるミニオン」に対処できるカードを、意識して取っておこう。例えばシャーマンに対しては【炎の舌のトーテム】がヤバいので【イカレた錬金術師】をキープするなど、とにかく序盤を乗り切るためのカードを意識しよう。

 

7.最後に注意事項

このデッキ、当然まだ対戦相手に使われたことはないのだが、恐らく対戦相手からしたら「すげえムカつく」デッキだと思うので、使用する場面には注意しよう。

具体的には、友達との勝負で使ったりしないようにしよう。多分嫌われる。

このデッキで十数戦したけど、勝つ場面でかなりの相手が「まだカードもライフも残ってるのに」自爆したのだ。きっと、こちらの執拗な嫌がらせに辟易したのだろう。

相手の身になって考えてみれば、そりゃそうだ。出すミニオン出すミニオン奪われて、相討ちされて、しかも向こうは【復活】させることができるのだ。こちらは【シルヴァナス・ウィンドランナー】を一度しか使えないのに、相手はデッキに入れてなくても最大5回出せるのだ。

卑怯だ!

アンドゥイン汚ねえ!

って思われても仕方ない。それだけのことをしているのだからな。

 

そんなようなことに気を付けて使ってみてください。相手のヘイトに比例するように、こちらはどんどん気持ちよくなりますから(ゲス顔)。

 

 

追記)

真言・栄光】の代わりに【ドブネズミ】も試している。しかしさっき相手の手札から【炎の王ラグナロス】が出てしまったので怖くなった。ちゃんとリカバリできる手札がある場面で使うのがいいのか。それとも使わない方がいいのか…。

 

再追記)

何回かやったけど【真言・栄光】の方が安定するかな。

【ドブネズミ】は強いミニオンが出てくるリスクがあるので、明らかにアグロでない相手には使いづらい(結果、手札で腐る)。あと【密言・恐】で破壊されてしまうので、アグロ対策になっているようでなってないと思いました。

 

三度目の正直)

【超うざい調剤師】も試してみました。アグロからミッドレンジまでなら序盤が安定するので重宝する。しかも【復活】するので、速い相手はさらに嫌なはず。反面、相手も回復しちゃうのでコントロールには少し不利。

あとこのデッキ、【翡翠ドルイド】にものすごく弱いね。ドルイド見たら爆発していいレベル。