無理しないハースストーン

無理せずハースストーンをやったらどこまで行けるのかやってみる。

改宗プリースト、その後

【仁義なきガジェッツァン】リリース直後に、【改宗プリースト】というデッキを作った。

(詳しくは↓からどうぞ)

hsgoma.hatenablog.com

 

簡単にどんなデッキだったのか説明すると、「とにかく相手のミニオンを横取りする嫌がらせデッキ」である。身もふたもない。

しかし当時は天敵の【翡翠ドルイド】が流行っていたため、勝率が5割を下回ってしまった。筆者は仕方なく時流に乗って「とろぐさいきょー」などと、はしたなく叫んでおったそうな。

(ところで、なぜこのデッキは【翡翠ドルイド】に弱いのだろうか。やってみればわかるが、相手が【翡翠ドルイド】のようなロングレンジの場合、勝負はデッキ切れまでもつれ込むことが多い。デッキ切れ間際の【翡翠ドルイド】は【翡翠のゴーレム】を1マナで連打してくるため、処理できずに圧倒的なパワーに押されて負けるというわけである。【ガジェッツァンの競売人】がもりもり動き始めたら、その時点で自爆してもいいと思う)

 

しかし。

 

年が明けしばらく経ち、メタは変わった。

【アグロシャーマン】や【海賊ウォリアー】などの高速デッキや、レノ系のデッキが台頭してくるに連れて【翡翠ドルイド】はその居場所を失っていく。Tempo Stormのメタランキングで、とうとうTier3の13位まで落ちているではないか!(※2017/2/23現在)

 

これはイケる。

マジでイケる。

天敵と言えるほど苦手なのは、今のところ【翡翠ドルイド】だけなのだ。アグロにもコントロールにも、それなりに戦える【改宗プリースト】を、今こそ甦らせよう。プリーストだけに!

 

【改宗プリースト 2.0】

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では、前回から変わった点を説明していこうと思う。

 

out)

真言・栄光】*2

序盤にライフを削られる場面をカバーするために入れていたのだが、結局はその場しのぎだったので抜いた。回復なら【上級回復ポーション】があるし、序盤はヒーローパワーでも十分。

 

真言・盾】*2

盗んだミニオンをより長く使うために入れていたのだが、1マナのわりに序盤は用がないので外した。

 

【オニキスのビショップ】*2

最大の変更点。5マナは他の選択肢を狭めるというのが大きな理由。他のカードでのミニオン処理を優先したいことが多いので、5マナを丸々使えるのは優位を取っている終盤になってしまう。

しかも、終盤に復活するミニオンはバラつきが大きいので、例えば【傷を負った剣匠】を確定で復活させるような価値は持っていないと判断した。

 

【マダム・ゴヤ

【マルシェザール公爵】

これらのレジェンドは地味に効くんだけど、【ゴヤ】は他のカードありきのコンボカードだし、【公爵】はデッキを薄めるので最終的に外した。

 

in)

【禁じられし創造】*1

マナが余ったら使う便利屋。一枚あると、ちょっとしたマナの空白を埋めることができていい。

ただし、序盤に2マナ3マナで使用するのはあまりおすすめしない。序盤の相手ミニオンは呪文(主に【密言・恐】)で処理できるので、こちらがミニオンを使うのは得策ではない。そもそも2~3マナ帯のミニオンは殴らせても大したダメージにはならないから、呪文で効率良く処理できるまでは、ヒーローパワーで地味に回復するのが良いと思う。

従って、このカードの使いどころは5~8マナだ。中盤以降、何か呪文をプレイして相手の盤面を処理した後、5マナ以上余っている時に使おう。そもそも余っているマナなので、できるだけリターンが大きい使い方をした方がいいだろう。

 

【ドブネズミ】*2

通称【レノ・ジャクソン】殺し。レノのみならず【アレクストラーザ】とか【奈落の始末屋】とか、終盤に雄叫びで盤面をひっくり返せるミニオンを、雄叫び無しで出してしまうので、相手のプランを崩すことができる。

また、あからさまなアグロに対していきなり使うことで、防御を固めることもできる。現在の環境では持っていて損はないカードだと思う。

ただし良く言われるように、出てきたミニオンに対しての処理カードは必ず持っておきたい。【埋葬】は6マナ確保できていれば万能。終盤に使うなら【密言・死】は必須だし、序盤は最低でも【狂気ポーション】は欲しいところ。

(余談だけど、【イカれた錬金術師】でアタック6になるので、地味に使える場面があるぞ!)

 

【精神支配技士】*1

1枚あるといいよねシリーズ。相手のミニオンを奪うというコンセプトにも合っているし、横に広げられた時の対処として【密言・恐】以外にも欲しかったので入れてみた。

 

【上級回復ポーション】*1

地味に見えるが、ものすごく重宝する。このデッキは終盤まで行くことが多いので、1枚しかなくても見る機会は多い。

性能的には、なにしろ12点が大きい。アグロ相手だと12点回復されると結構厳しいよね。それだけで採用価値あり。

 

【ドラゴンファイア・ポーション】*1

このデッキ、うまく戦えている時は相手の出すミニオンをことごとく潰して、盤面をクリーンにコントロールできるのだが、何せ相手のミニオンに依存するので、うまいこと奪えなかったり、処理できなかったりすることもある。

そうなると、中盤で相手がミニオンを5体出してきて「次のターンで殴られると危ない」みたいな状態になることもある。

そんな時このカードがあれば、(ドラゴン以外)大体のミニオンを消し去ってくれる。また一から、相手ミニオンのコントロールを始めることができるのだ。

 

【魔力の巨人】*2

明確なフィニッシャーとして入れた。このデッキは呪文が 21枚も入っているので、ほとんどの場合、終盤にほぼコストをかけずに召喚できる。単純に強い。

 

 

さて、そんなこんなで8枚の入れ替えを行ったわけだが、方向性としては「コントロール性能は失わず、フィニッシュを明確にした」というところだろうか。

この形にしてからじわじわと勝ち続け、勝率は53%まで上がって来た。マジで【翡翠ドルイド】さえいなければ、そこそこやれる。

 

最後に、現環境で対戦を繰り返してわかった「プレイングの注意点」を書いておく。

 

・序盤は「溜める」

序盤の攻防でカードを浪費してはならない。極力【狂気ポーション】や【影の狂気】を使って、1枚で2体処理できるようにしよう。

そのためには、1体しかミニオンがいない状態で安易に【密言・痛】など使わないように。まずは相手のミニオンを「溜めて」から「まとめて処理」するのだ。

 

・先のことを考えてカードを使う

目先のミニオンにとらわれて、処理カードを使ってはいけない。これからどんなミニオンが出てきたら嫌なのか、先のターンを見据えたプレイングを心がけよう。

例えば【5/5】のミニオンが場に残っている時、こちらのライフに余裕があるならすぐに【密言・死】で処理しないという選択肢も、頭に持っておこう。

【縮小ポーション】と【密言・恐】が揃っていれば、アタック5までのミニオンはまとめて倒せる。1ターン殴られても、相手がミニオンを出せば、一緒に処理できる数が増える。そうしておけば、余った【密言・死】を【炎の王ラグナロス】に使えるかもしれない。

我慢することで、効率良くカードを使うことができれば、その先の脅威に対処できる確率が上がるのだ。

 

最初は考えることが多く感じるが、使い込むとパズルを解くように、アクロバティックなプレイができるはずだ。

何よりも、このデッキはすごく楽しい。そこそこ勝負になるっていうのも重要だけど、相手のプレイに対していちいち逆手を取っていくのは単純に面白いし、相手がどうするか困っているのを見るのも快感である。

 

ぜひ一度、使ってみてください。 

 

 

さあデッキを掲げ、戦いへ出よう。

これは決して嫌がらせなどではない。

素晴らしき平和のための、改宗なのだ!