【KFT】それほどでもないデッキ紹介②
ウォリアーが弱いらしい。
確かにウォリアーを見かけてもほとんど海賊だし、ここ↓でも堂々の最下位である。
The Top Death Knight Decks for Each of Hearthstone's Nine Classes
というわけでデスナイト入りウォリアーデッキのご紹介。ベースは公式デッキの【苦肉の計】を使用して、そこから抜いたリ足したりしてある。
ダメージウォリアー
デッキ概説
基本は【苦痛の侍祭】や【泡を吹く狂戦士】、【ドグサレガオ】などの「ダメージを受けることで利益を得るミニオン」をうまく使っていく。一昔前のテンポウォリアー的な戦い方である。
さらに今回、【狂戦士の鎧】【ブラッドレイザー】という新たな「ダメージソース」を得たので、これらとミニオン、相手の場の状況を見て適切なアクションを起こそう。
このデッキは必然ミニオンがダメージを負っていることが多いので、【暴走】は非常に強力だ。【泡を吹く狂戦士】や【苦痛の侍祭】を強化して恩恵を長く得ることができる。
また【狂戦士の鎧】+【リロイ・ジェンキンス】+【暴走】*2で10マナ12点のフラッシュダメージが出せるので、覚えておこう。
などと基本的なことを書いてきたが、実は、このデッキの最注目カードは【サンボーン・ヴァルキル】である。
このカード、隣接するミニオンに体力+2する効果である。こいつを使うことで、ダメージを受けがちな各ミニオンを生き永らえさせることができるのだ。
この効果は、このデッキのどのミニオンに使っても有効である。もちろん他のデッキでも有効は有効だが、「ダメージを受ける」ことで利益を出すミニオンが多いので、その効果が長続きするという意味で非常に有効。
マジでこのデッキスタイルのために考えられたカードと言ってもいい。しかも本体も5/4と十分なスペックだし言うことない。
後は、前回の【クエストパラディン】で似たようなミニオンを扱ったが【山火の甲冑】をうまく使うことである。
相手ターンに倒されれば、コストに対して破格の「装甲6」が手に入るので、このミニオンをいかに殺さず、相手にプレッシャーをかけられるかが非常に重要だ。
基本的には相手の顔面を殴る。死なない程度であれば、ミニオンを倒しても良い。
挑発ミニオンを出されると苦しいが、「武器で殴る」「【サンボーン・ヴァルキル】で体力を増やす」「【暴走】でバフする」「いっそ【リロイ】で倒す」など、あらゆる手を尽くしてこいつを生かそう。
特に【暴走】をかけてアタック7になると、相手も無視しづらくなるので積極的に狙うと良いだろう。
カード入替え
前回に引き続き、値段高めのデッキで何ですが、入替え候補カードをば。
環境にも依るので一概には言えないが、相手に返す手段が多く一回程度しか恩恵に預かれない【ドグサレガオ】は無くてもいい(もちろんうまく使うことができれば超強いので、あった方がいい)。また【リロイ・ジェンキンス】か【グロマッシュ・ヘルスクリーム】の突撃コンビは、どちらか無くても最悪イケるかもしれない。
それらのカードを入れ替えるなら、前述の【サンボーン・ヴァルキル】や【山火の甲冑】を追加するのがファーストチョイスである。【サンボーン・ヴァルキル】はデッキの安定性を高めるし、【山火の甲冑】は攻撃力を高めてくれる。
また、アグロに手を焼く環境なら【ヴァルキル・ソウルクレイマー】とか【デス・レヴナント】を入れてもいいと思う。
【ソウルクレイマー】の方は、相手ミニオンをちまちま処理しながら2/2が出るので速いデッキに強い。
【デス・レヴナント】はミニオンが多数いる状態で全体1点を使ってから出して巨大スタッツにし、【魚のエサ】で一掃するというコンボも狙える。
終わりに注意点など
と、これで簡単なデッキ紹介は終わりだ。
前回のクエストパラディンに比べれば、今回は低ランクで7連勝できたほどには強い。しかしこのデッキ、かなりパズル性が高いので、取り扱いには注意が必要である。
まず慣れないうちは【ブラッドレイザー】に特に注意が必要だ。
装備した段階で全体1点が出るので、そこで攻撃予定のミニオンを殺してしまわないようにしよう。また2回目を殴った直後に全体1点が出るので、その前に「ダメージを与えたいミニオン」を出しておくようにしよう。
次に【泡を吹く狂戦士】にも気を遣うこと。
どの順番で出したら相手に最大の脅威を与えられるか考えよう。基本はターンの最初に出して、アタック値を最大にするのがいい。しかしプリースト相手ならアタック4に調節しておくのが一番死ににくいし、パラディンは【聖別】があるので体力を3以上にしておく必要がある。
【狂戦士の鎧】が出ている場合は必ず1点受けてしまうので、その後【死憎悔いのグール】を使いたい場合や、【ブラッドレイザー】を使いたい場合は長考して最善手を見つけるまで動いてはダメだ。
筆者は何度も【泡を吹く狂戦士】を出し忘れて、最高のアタック値にできなかったことがある。それでアタックが足りなくて負けたこともある。
後から考えて間違っててもいいんだけど(最終的にはダメだけど)、とにかく自分の中で「これが最善!」という動きを考え抜くようにしよう。
以上!
(次回は懲りずにあのデッキを予定している)