【ミルドルイド】いま嫌がられるデッキ紹介
なぜ嫌がられるデッキを作ってしまうのかはわからない。
しかし、嫌がられるデッキを作ったら発表したい気持ちがフツフツと湧き上がってしまうのは、仕方のないことではないかと思う。
というわけで、前々回にちらっと紹介したミルドルイドをいじくってたら、実用に耐えられるレベルのデッキができてしまったので紹介します。
※怖くて使ってないけどいつものようにラダーレベルじゃないと思うよ。カジュアルで相手を困らせるためだけに使ってね(酷い)
デッキ概要
- 相手にカードを山ほど引かせ、カード破棄させる
- デッキ切れを起こして疲労ダメージを与える
0. 準備
まずはドルイドの基本、【野生の繁茂】を使ってマナクリスタルを増やし、【狂暴な遠吠え】や【滋養】で手札に【森の案内人】が来るまでカードを引く。
【案内人】を引いたら、【ゴルゴン・ゾーラ】や【悪意の銀行家】で増やしておく。そうすることで、1枚処理されたとしても引き続き【森の案内人】を出すことができる。
1. 相手にカードを山ほど引かせ、カード破棄させる
手札に【森の案内人】が来たら、今度は使うタイミングを探る。
具体的には、なるべく「相手から6点出ないようなタイミング」だが、2枚あると言えばあるし、とりあえず1枚目はすぐに出してしまって良いだろう(何なら相手もラッキーなわけだし)。
一応のお勧めは【終末予言者】などで場がクリアになっているタイミングである。
で、続いて相手の手札枚数を確認し、カード破棄が発生する場合仕掛けていく。具体的には、以下の通り。
9枚以上ある場合
・【森の案内人】1体
・もしくはそれ以上
8枚の場合
・【森の案内人】+【ドラッカリの呪い師】
・【案内人】2体
・もしくはそれ以上
7枚の場合
・【自然への回帰】1枚使用 +【案内人】
・もしくはそれ以上
6枚の場合
・【自然への回帰】1枚使用 +【森の案内人】+【ドラッカリの呪い師】
・【自然への回帰】1枚使用 +【案内人】2体
・もしくはそれ以上
これで相手は少なくとも1枚のカードを失う。
仕掛けるのが早ければ早いほど、相手が対応に使えるマナが少ないため【森の案内人】が残りやすく、次ターン以降も継続して相手のデッキを破壊できる。
ここで注意しておきたいのが「自分の手札枚数」だ。
【森の案内人】1体を出しておくなら自分も「8枚以下」にしておかなければいけないし、2枚ドローする布陣なら「7枚以下」だ。
あまり無いけれど、大量破壊を狙って【案内人】2体と【ドラッカリの呪い師】が出ている場合は、ターン終了時に4枚ドローしてしまうので、次のターンのドローと合わせて5枚以下にしておかないといけない。
で、そんな時のためのカードが実は【練気】と【滋養】である。
【練気】は0マナなので、どんな時にも使えてしかも1マナ増える。【滋養】は5マナ使うが、2マナ増やせるので結果的に使用カード枚数が増える。
これらのカードは序盤の加速にも使えるし、手札を回すためのツールにもなっているわけだ。
2. デッキ切れを起こして疲労ダメージを与える
順調に相手のキーカードを破壊したら、すぐにデッキ切れが見えてくることだろう。何しろ一旦サイクルに乗ってしまえば、めちゃくちゃな速さでカードがめくれて行くからね。
翡翠ドルイド亡きいま、デッキ切れに耐性があるカードはそれほど多くない。ローグの【大逆の刃キングスベイン】、ウォリアーの【死人の手札】、そしてドルイドの【アストラル・タイガー】だ。
こちらはその【アストラル・タイガー】をデッキに送り続けることで、デッキ切れを防ぐわけである。もし沈黙をかけられたりしてデッキが足りなくなったら、【悪意の銀行家】などで増やすことも考えよう(あんまりそうはならないが)。
そして、ほとんど無いとはいえ、相手も同様にミルデッキだった場合は消耗戦になる。まあこちらは【DKマルフュリオン】と【アストラル・タイガー】でダメージを出し続けられるので、がんばって持ちこたえましょう。
その他のカードなど
なぜ【リッチキング】か。それは「ターン終了時効果」だからである。
このデッキは、気づいた時にまず処理されるのは【森の案内人】である。【ドラッカリの呪い師】は「ターン終了時効果」が無いと意味がないため、放っておかれるパターンが多い。
そこに付け込んで【リッチキング】のデスナイトカードを2枚もらおうっていう話である。これが意外と決まるので覚えておいてほしい。
【究極の侵食】を採用しなかったのは、まあドローしすぎるからだよね。最初は入れてたんだけど、5枚プラスはさすがに制御しきれなかったので外した。
そうなると【魔力の暴帝】も【滋養】からしか発動しないので外して、今の形になりましたとさ。
まとめ
久々にやってて面白い馬鹿デッキ。
みんなもデッキ破壊しようぜ!
んじゃまたー。