無理しないハースストーンとは
去年の12月の中ごろから、ハースストーンをやっている。
とても楽しい。
15年以上前にマジック・ザ・ギャザリングを少しやっていたので、それを思い出したりもする。アナログゲームも好きだけれど、ハースストーンはデジタルならではの仕様がいくつもあって面白い。
例えば、ランダムで対象が選択される効果とか、持ってないカードでもそのゲーム中だけ使うことができる効果とか、もちろんボイスやエフェクトとか。デジタルでしかできないことをやろうという意気込みが感じられて、いい。
しかし、ひとつ問題があるんだ。
それは、あまりハースストーンに時間をかけられないという問題だ。
ハースストーンには「ランク戦」というのがあって、勝つと☆がもらえる、負けると☆が減る。ランクは25から1、その上にレジェンドランクがあって、そこに到達するまでには95個の☆が必要だ。
勝率100%ならば95回勝てばレジェンドになれるが(※実際は連勝ボーナスがあるのでもっと少なくて済みます)、ハースストーンはそうなってない。強いデッキでも強すぎず、弱点が必ずある。みんなちまちま勝ったり負けたりしながらランクを上げていくのである。
現実的には、勝率50%を少しでも上回ればレジェンドになれる。しかしそれには途方もない時間が必要だ。もし勝率60%、つまり5回に3回勝てたとしても、1つ勝ち越すのに5戦必要なので、95個の☆を集めるには475戦する必要がある。
だけど、そんな時間はないんだ。
休みの日にがっつり時間を取ってプレイする人もいると聞くが、休みは休みたいのだ。家族のために使う時間もあるし、他の予定もあったりするし、何より自分を休ませる時間がほしい。
あと疲れる。
こっちはオッサンなのである。真剣勝負を長時間やっていたらあちこち痛くなるんだ。苦行のような真似をしてまで、ゲームし続けたくはないんだ。
というわけで、毎日無理せずハースストーンをやったらどれくらいまで行けるのか。試してみようと思ったのである。
6月は以下のようなスケジュールで臨んだ。
・平日のうち4日は(ほぼ)通勤時間のみプレイする
・残りの日は(ほぼ)プレイしない
(ほぼ)と書いたのは、休みの日も移動中にプレイすることがあったりするので、それほど厳密ではないからだ。
結果、ランク3までは行けた。
どうだ。
レジェンドならともかく、ランク3の画像を貼り付ける人なんてあまりいないだろう。あと、試合中の画面ではないのでこれが俺のものなのかどうか判別がつかないが、3なら誰も気にしないのでOKだ。
これまでの最高ランクは6だったので、大幅ランクアップである。ランク6の時も、たまたまコンボドルイドで最終日に11連勝して到達しただけで、普段はランク10近辺である。だから3でもうれしかったし、半面もう少しできたのではないかという気持ちもある。
次回以降は、6月の振り返りと7月の現状。あと純粋に楽しむワイルドフォーマットについても書いていきたい。
正直、ランク3で喜んでいるブログに大した価値があるとは思わない。
けど、無理せず楽しみたい人はいるはずだ。
昔のようにゲームに時間はかけられないけど、できる範囲で楽しみたいという俺のような人は。