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無理しないハースストーン

無理せずハースストーンをやったらどこまで行けるのかやってみる。

パオパオチャンネル 〜ウンゴロ所感②〜

 

(※タイトルと内容に関係はありません)

 

ウンゴロの全カードが出揃った。

 

もうリリース間近なので、言いたいことを言えるのは今だけだ。リストを眺めて気になったことや、カードについて書いておこうと思う。

 

まずは【適応】。

思っていたより「他のミニオンを適応させる」効果が多かった。ということは「攻撃するまで隠れ身や呪文の対象に取らせない」こともできるし、「デカいミニオンに挑発や猛毒を付ける」こともできる。

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もちろん適応の効果はランダムで3つ選択されるので、望みの効果が出現する確率は30%とあまり期待はできない。

しかし【隠れ身】か【呪文とヒロパの対象とならない】か、2つのうちどちらかで良いというような場合には、成功確率は5割を超える。

さらに【疾風】か【攻撃+3】か【+1/+1】のどれか一つを突撃ミニオンに付けてとにかくバフしたい。みたいな「3つのうちどれかで良い場合」には、7割を超える確率で望みは叶えられる。

 

まとめると「発表当初よりは強そう」な印象だ。まあ、こんなもん実際にカード触ったら全然違ったりするんだけどな。

 

 

次は【クエスト】。

これは発表時とほぼ印象が変わらない。初手で使用することを想定すると、「特に短期的な効果がないカードを使う」ことになるので、単純に手札が減る。

ある程度長期戦になる仕組みのため、手札が1枚少ない状態で相手の攻撃をしのいでいかなければならないわけだ。その分ドローカードを増やすという選択肢もあるが、ドローにもリソースを使うわけで、より一層テンポは失われるだろう。

つまり、クエストを主体にしたデッキは序盤に猛攻をかけられたら押し負ける可能性が高い。おそらく環境初期はまたアグロの天下になるんじゃないかとは思うが、ちゃんとアグロ対策カードも増えているので、バランスは取れていると思いたい。

 

個別のカードで一番気になったのは、まずパラディンの【The Last Kaleidosaur】だ。

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【クエスト:味方のミニオンに6回呪文を使用する】 

理由は3つ。

①自分のミニオンにかける呪文が使いやすそう

パラディンは、ミニオンを対象とできるカードが低コストに豊富である。

例えば【智慧の祝福】でカードが引けるし、【力の祝福】や【聖なる力】は普通に使える。【禁じられし癒し】もまあ使える。さらに、新カードの【Adaptation】は【火霊術師】に猛毒をかけることで全体除去になるらしい(ハースゲーマーズさんより。猛毒が出る確率は30%だが、外しても聖なる盾を選んで平等とか、体力を上げてから呪文連打で複数除去とか、できる可能性がないわけではない)。

 

②【神聖なる恩寵】がある

クエストデッキは手札が少ない。プラス、上で挙げたようなミニオンにかける呪文はコストが低いので、基本的には手札が減りがちであると予想される。

2枚引ければ及第点な【恩寵】は、おそらくパラディンのクエストに合っているだろう。

 

③単純に【ガルヴァドン】が強そう

何と言っても適応5回である。

5回もあれば、狙っているある効果を付けられる確率は「91.6%」にもなる(俺計算。一回でも選択した効果がその後出現しない場合→などと言っていたら、同じ効果出るのね)。

これはいいぞ。

隠れ身を付けてしまえば、次のターンまで生き残る確率は格段に上がる。さらに他の効果も4回付けられるので、最高の場合【9/6 疾風 隠れ身】のミニオンになってしまう。

これだけでも18点出るのに、クエストの性質上他にもミニオンをバフする呪文が入っているため、それ以上の攻撃力を叩き出す可能性がある。

もし攻撃が5点止まりだったとしても、手札に【力の祝福】や【祝福されし勇者】があれば同じこと。非常に危険なリーサル手段になり得ると、今のところ思っている。

 

次がウォリアーの【Fire Plume's Heart】(というか報酬の【Salfuras】)。

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【雄叫び:ヒーローパワーは「ランダムな敵に8ダメージ与える」になる】 

これはもう報酬がただただ魅力的。【ラグナロス】が殿堂入りしたからこそ作られたカードであり、そのまんまなんだけど無性に使ってみたい。毎ターン2マナって微妙な気もするけど、とにかく連打したい。

クエスト達成のためには「手札から7体挑発を持ったミニオンをプレイ」しなければいけないが、挑発ミニオンが増える分にはアグロに対抗できるので、環境初期には有効なのではないかと踏んでいる(その後はもちろん不明だ)。

実はちょっと前にこんなデッキを組んだので、アレンジしたら行けそうかなと思っていたのだが……。

【挑発ウォリアー】

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【ヴァリアン・リン】【奮起】【獰猛なサル】が軒並みスタン落ちなので、ちょっと厳しいかもしれない。

 

あと気になっているのは、シャーマンの【マーロック大連合】とウォーロックの【Lakkari Sacrifice】だ。

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シャーマンの方は、クエストにしては軽いので「マーロックをしこたま詰め込んで即達成して殴り勝つデッキ」を一回は試すだろう。

手札からでなくただ「召喚」と書かれているので、新カードの【Primalfin Totem:自分のターン終了時1/1のマーロックを1体召喚】でも条件を満たすものと思われる。【エラばれし我らにヒレ伏せ】が退場してしまうため、全体強化はできなくなったが、何とかがんばってほしい。

 

ウォーロックの方は、おそらく6枚破棄のタイミングを探ることになるだろう。

破棄するカードが多ければ達成は早まるわけだが、手札が減りすぎた場合、結果的に破棄スピードも遅くなってしまう。

逆に、ある程度遅いデッキで終盤にかけて達成するようなバランスにすると、達成まで持たない可能性が高まる。何せマンモス年のグルダンは【レノ・ジャクソン】を連れて行けないのだ。2点の血を流して手札を引きまくっても勝てる道筋は、今のところ見えていない。

じゃあやっぱりアグロディスカード路線がいいのか? その場合、カード供給手段は?

バランスの取れた構築が発見されるまでは、意外と使いづらいのかもしれない。いっそ【破滅!】なのか。いやしかし……。

 

クエストについては、だいたい以上。

メイジはよっぽど考えて組まないと達成できないし、達成してターンが増えても、そこで有効に使えるかは疑問。結構難しいだろう。

プリーストはおそらく、デッキ切れ近辺まで引っ張るデッキになるだろう。断末魔一巡してから【ン=ゾス】で時間稼ぐんだろうな。

ローグはトリッキーすぎて、逆に組みたくなる(でもきっと成功しない)。

ハンターとドルイドはピンとこない。現状では正解が良く見えない。

 

 

さあ、最後はその他の雑感。

 ・隠れ身について

今回【Sabretooth Stalker】という「8/2隠れ身」のミニオンが追加された。さすがに隠れ身を舐めすぎじゃないか。次のターンまで8点が生き残ったらどうするんだ。

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パラディンなら【適応:攻撃+3】【適応:疾風】【祝福されし勇者】で7マナだから、いきなり次のターンに44点出ちゃうぞ。

もちろん、そんなにうまく行くことはまず無いだろう。しかし隠れ身ミニオンは他の効果で付加するものと違って1ターンでは切れず、こちらが動くまで永続的に残るのだ。全体ダメージが1点止まりと予想できた場合は場に置いておけるわけで、かなり危険だと思うんだがな。

【隠蔽】を殿堂入りさせたのも【変装の達人】をnerfしたのも良からぬコンボを警戒してのことだったはずだが、さてどうなるか。

 

・デッキ組んだ感触について

Hearthpwnのデッキビルダーにウンゴロのカードが追加されてたので、デッキを組んでみたわけですよ。

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で、その感想としては、思ったより痒いところに手が届かない。

コンボパーツの片割れだけ使えなくなっていたりするので、当たり前だが今までのロジックで組むことができない。し、こういう場合は似たようなカードで再現しようとしても失敗するのでやめた方がいい。

あとすごく変わったと感じたのは【ソーリサン皇帝】が無いので10マナ以上のコンボが組めなくなったことだ。これまでであれば「終盤までカードをキープしておいてコストを下げてズドン」みたいな考え方もできたわけだけれど、今後は基本的に10マナ内で考える必要がある。わかりやすい反面、意外性はなくなった。

代わりにメイジのクエスト報酬がその「一発コンボ枠」を担うと予想されるが、先に書いたように「クエスト達成用のカード」と「コンボ用カード」のバランスが難しそうで、実用レベルのデッキが今は想像できない。

 

・恐竜時代とは

新カードリストを眺めていると「獣が多い」ことと「ヘルスの高いミニオン」が特徴的だなと思った。恐竜をモチーフにしているからなのだろうが、「ヘルスの高いミニオンで守りながら押していく」みたいなデッキもいいよね。

ある程度の除去手段はどのデッキも積んでいるはずだが、大型ミニオンを連打されたらさすがに処理に困るタイミングが出てくるはず。そこを攻めることができれば、恐竜が環境にはびこることも十分考えられよう。

 

 

さて、そんなこんなでもうこんな時間だ。

 

そろそろ年が明ける。

 

さらば【不気味な像】よ(そこか)。