無理しないハースストーン

無理しないハースストーン

ハースストーンやらなくなったなー

MTGアリーナはじめました。

 

いや、ハースストーンもやってるんだ。

しかしアリーナに手を出したらおもしろくってね。

外ではHS、家ではアリーナという状態である。

 

まず簡単に説明すると、MTGアリーナってのはマジック・ザ・ギャザリングMTG)のPCゲームだ。

MTGについてはMTG Wikiでいくらでも調べられるので、そちらをどうぞ。25年以上の歴史があるTCGであり、現在に至るまで常にトップであり続ける、金字塔かつ白い巨塔みたいなゲーム。

 

で、アリーナはそれをPCでプレイできる。

MTG Onlineってのもあるが、アリーナの方が日本語対応しているので始めやすいと思います。

(余談。筆者はその昔、紙のMTGもやっていた。しかし最後にパックを買ったのが2001年末のアポカリプスなので、かれこれ18年ちょいブランクがある。それだけのブランクがあっても、当時のカードをまだ使えるフォーマットがあるし、根幹のルールは変わらずに、すぐゲーム勘を取り戻せたので、本当にMTGってすごいなあと思ったわよ)

 

で、そこそこガッツリやってみて思ったこと。ハースストーンとの比較などを書いてみようと思う。

 

MTGの好循環】

①カードプールが大きい

 単純に一年に出るカード枚数が多い。概ね250枚*4セットで1000枚強。ハースストーンは概ね135枚*3セットで400枚強。単純に比較して倍以上のカードが選択できて、セット追加も早いため、環境の停滞が起こりにくい。

 

②デッキ枚数60枚以上&同一カード4枚まで入れられる

 これは確率の話。デッキに入れられる枚数の幅広さは、多様性を生む。また、同時に2体存在できないという「伝説ルール」によって、1~4までのどの枚数を選択するかにそれぞれ意味が生まれている。

 

③売れる

 ①と②の効果で、欲しいカードを得るために使う金額が上がる(もっともこれは紙の時代からそうだけど、どこでも買えるという意味で、デジタルの果たす役割は大きい)。

 

④開発リソースが増える

 売れると人員が増やせる。

 

⑤ゲームが安定する

 複雑かつ多量のカードがあるにもかかわらず、ゲームの動作は安定している。

 

⑥売り物も増やせる

 カードのデザイン違いやスリーブ、イベントなどとにかく多い。そしてついつい買いたくなるクオリティを保っている。

 

【ハースストーンの優位な点】

・手軽

 モバイルでもプレイできるのは強みの1つだ(ただしアリーナもモバイル版が控えているらしい)。

 

・シンプル

 MTGはどうしてもルールテキストが多く、難しい印象を与えがちである。その意味でハースストーンはシンプルだし、わかりやすくすることに成功している。

 ヒーローごとにカードを設定し、デッキの方向性をある程度縛るというのも手軽なプレイに貢献している。ただし、これは使えるカードを狭めることにもなっていて一長一短という印象。

 逆にMTGは色というふんわりした縛りがあるが、全てのカードが選択の俎上にあるため慣れていないと煩雑に感じる。これも一長一短。

 

 

振り返ると、ハースストーンはマネタイズをカジュアルに寄せすぎて、十分なリソースが確保できなくなったという印象がぬぐえない。

チーム人員の削減のニュースや、ゲーム自体の動作不安定もあり、ここ一年ぐらいでクオリティがやや落ちた気もする。

しかし、4月からは新ヒーローを増やし、プリーストにも大きくテコ入れをして、非常に意欲的な動きを見せている。やっぱり期待はしてしまうよね。

 

そして、MTGアリーナはこれからさらに発展しそうな予感がするプラットフォームだ。

MTGというゲームの面白さに気付くことができて、ずっとカード見ていられる&デッキ考えられる状態なので、次回はアリーナのデッキを紹介したいと思っています。

っていうまとめ。

 

んじゃまたー。