クエストプリーストの戦術など(珍しく普通)
いきなりで恐縮だが、俺はプレイングがめっちゃうまいわけではないので、【偶数パラディン】とか【キューブロック】では勝てないのだ。
いや勝てるよ。5割以上は勝てるんだけど、いかんせん他の人も慣れてるから対策バッチリじゃないですかこういうデッキって。
で、そういうデッキを使ってても上がりが悪くなってきたので、いろんなデッキを試してみたわけだ。
その1
こいつはわりと良かった。中盤からぐっと強くなるのが良い。【待ち伏せのガイスト】【酸性沼ウーズ】【スペルブレイカー】が入ってるので、ウォーロックとも安心して戦える。
しかし通常のパラディンやシャーマンなど、ミニオン並べる系に弱いため、今の環境では不安定。決して弱くはないけど。
その2
個人的には好きなんだが、得手不得手がはっきりしすぎているのが難点。相手が手札を溜め込む系なら十分やれる。ポイントは【ウィッチウッドの笛吹き】で【ケレセス公爵】が必ず引けるところ。
その3
で、で、最終的にたどり着いたのが【クエストプリースト】だった。
基本的には世に出回ってるデッキを改良したものなので、当ブログで取り上げるような話題ではない(そうだっけ)。しかし環境的に勝率6割は出るし、今が旬で徐々に使用率が上がっているデッキなので、猛烈に流行る前に珍しく普通に紹介しようと思った次第。
デッキ概要
豊富な除去で凌ぎ、デッキ水増しで相手の戦意を喪失させよう。
良い点)
現在主流の【偶数パラディン】【キューブロック】【Spitefulドルイド】などと互角以上に戦える。
悪い点)
遅いデッキ相手だと、決着がつくまで長い。相手のデッキ切れ近辺まで行かないと諦めてくれないので20分以上かかることもザラ。
さらにローグやハンターなどのゴリ押しデッキには、整う前にかなり削られるので弱い。ただし上のランクではそれらのヒーローの出現率は高くないため、十分にやれる。
重要な考え方
とにかく相手のデッキを知るべし。相手が何をされたら嫌なのかをずっと考えておこう。
例えば【キューブロック】なら、【ヴォイドロード】を吸収した【肉食キューブ】を【心霊絶叫】で戻されると致命的なので、放置されている【キューブ】を見逃さないようにする。
パラディンが相手なら【動員】後に【ダスクブレイカー】が一番嫌なので、なるべく効果的なタイミングになるまで取っておくようにする。
等々、基本ではあるけれど、こう言ったカウンターデッキは「相手が何をしたいか」を考え「それをさせない」ことを意識し続けよう。
また【ベネディクトゥス大司教】を使うタイミングにも十分注意が必要だ。
あまりにも多い枚数コピーしてしまうとデッキが薄まって弱くなるので、どれくらい相手より多ければ勝てるのかを考えよう。
具体的には、どこかで【アレクストラーザ】を使うことを考えると、15点あれば勝てるわけだ。疲労ダメージで15点出るのは5枚目からなので、ざっくり「相手より5枚多い枚数」に調節できれば勝てるという目安になる。
もちろんその他の要因(装甲とか回復能力)もあるので一概には言えないが、焦って使うのではなく、勝負の見極めをして使うようにしよう。
対デッキ戦術
・パラディン各種
基本的に横に並べてくるデッキなので、【霊魂鞭打】【ダスクブレイカー】はキープ。
【影の幻視】で持ってくるのは【心霊絶叫】一択。相手の【動員】が無くなってしまえば低コストの遅い展開しかできなくなるので、そこまで耐えられるようにカードを選択する。
勝ち筋は【影刈アンドゥイン】からのヒーローパワー連打が多い。
【アマラ】+【ゴルゴン・ゾーラ】で2回40点回復できるので、じっくり構えて相手のデッキ切れを狙おう。
キープは【心霊絶叫】だが、【ヴォイドロード】は倒して1/3にしてから【絶叫】、【取り憑かれた従者】は倒さずに【絶叫】してデッキ内の悪魔を薄める工夫をするといい感じである。
・奇数ローグ
苦手。とにかく2マナ4点のヒーローパワーがエグい。
勝ち筋は、相手の手札を減らすまで耐えることなので、【霊魂鞭打】や【ダスクブレイカー】をキープして効率の良い除去を心がけよう。
【アップルバウム】を【トワイライトの呼び声】で復活できるとライフの持ちが良くなるので狙ってみよう。
・ハンター
ローグほどではないが苦手。
こちらは 2マナ2点ヒロパなので、その分楽。さらにローグと違って【冷血】がないので、安心感は多少増す。
こちらも【霊魂鞭打】と【ダスクブレイカー】をキープだが、【エメラルドの小呪文石】から出るオオカミなど体力3のミニオンが多いため【ダスク】優先。
まとめ
TCGにおける強さって、ほとんど「相手を知る」ことなんだよなあ。
以上。
じゃまたー。